失恋とそれから

「本当に色々な可能性について考えたし、悩みに悩んだんだけど...」

同期の女性にこう言われたのは告白してから23日後のことだった。本当に悩んでくれたのだと感じたし、彼女の人柄が出ている振り方だったと思う。

この23日間私は何をしていたかと言えば、必死に悩む彼女の姿を見て、自責の念にかられていた。自分の行動でここまで追い込んでしまっているとか、YESと答えられずに悩んでいるということは、脈がないから早く振ってもらって互いに楽になりたいといった思いだった。

そんなことを思っていて、「どんな選択をしても尊重する」とか「本当にごめんね」というような弱々しい言葉しかかけられなかった。

こんな男は振られて当然だと思う。振られた理由は彼女は別に好きな人がいるからというものだったが、こうした弱々しくて情けない態度を取っていたのも良くなかったに違いない。

この後どうなったかというと、彼女の恋も叶わず、告白したのが嘘のように私と彼女は友人関係を続けている。今が再アプローチのチャンスといえばチャンスなのだろうが、振られたことを思い出して足がすくんでしまう。告白する前と変わったことはライバルが一人いなくなったくらいで、自分は弱々しくて情けないままだ。

せめて少しずつでもまともな人間に近づきたい、それなりに生きてみたいといった思いが芽生え始め、自分なりに勉強したり変わるための努力をしたりしていた。3日くらいは。

やはり私は努力を続けられないのだ。だから自分を追い込むためにこの生き恥晒しブログを始めた。今後自分を変えられるチャンスはそう来ないだろうし、最後のチャンスだと思って挑戦してみようと思う。

努力を続けて変われたという実感が持てたら、彼女にもう一度想いを伝えてみたい。タイミングとして遅すぎるのかもしれないけれど、そうなったら仕方ないと思う。

 

次回のブログは今年の目標の進捗報告をしようかなと思います。